2008年07月17日

米金融決算の見極め

  
今日の東京株式市場で日経平均株価昨日に続き続伸しましたね。
とはいえ、アメリカの金融不安はぬぐえていないため、大引け間際は売
買が停滞しました。

アメリカはというと、昨日のNYダウは+276。 
空売り規制で金融株は大幅上昇しましたが、FRBのバーナンキ議長は
16日も議会で証言し、「現在のインフレ率は高すぎる水準にある」と
インフレへの警戒感を示していました。

このようにインフレ圧力が一段と強まる内容ながら、そのほかの各指標も
それほど悪くなかったようです。

米証券取引委員会は15日に、金融株を対象にした空売り規制を一時的に
強化する緊急命令を発表しましたが、このおかげで、株価急落が続いてい
た米政府系住宅金融2社や大手金融機関は、パニック売りなど市場の混乱
を防げた模様。

空売りというのは、株式をもっていなくても株券を借りるなどして売りつ
ける手法なので、相場が下落局面でも利益を得ることができますが、この
空売り規制で、今後は株券の受け渡しが必要となります。

SECのコック委員長は、この種の空売りが株価操縦やパニック売りにつ
ながり「金融機関の安定性に重大な脅威となる」と指摘しており、上場株
式全体を強化することも検討するとのこと。

実際にこの発表で16日のNY市場はパニック売りからの安心感から上昇
し、日本の株式市場にも好影響をあたえたました。
ただ今晩のNY市場では、金融ではメリルリンチ、JPモルガン、ハイテク
ではマイクロソフト、グーグルなどの決算発表が注目されるため、様子見
ムードも漂っていました。

          

sunsun_c08 at 17:30  この記事をクリップ!
社会・経済