2008年07月15日
大分教員採用汚職事件の広がり
大分県の教員採用試験をめぐる汚職事件は、調べていくうちにつぎつぎと
新しいことが出てきているようですが、すべて情報開示がなされているので
しょうか?
今までは、うまく蓋をしていたのに蓋がとれたら噴水のように、飛び出した
という感じです。
ひとつには、県の教育長が複数の県議会議員に去年の採用試験の特定の受
験生の合否について合格発表のおよそ30分前に伝えていたことがわかりま
した。
これは、大分県の小矢文則教育長が、15日午前に明らかにしたものです。
それによると、去年行われた教員採用試験で2次試験の合格発表の前に複数
の県議会議員が電話をかけてきて特定の受験者の合否を早めに教えてほしい
と頼んできたということです。
小矢教育長は、これを了承し、合格発表があった去年10月、発表のおよそ
30分前にそれぞれの議員に合否の結果を伝えたということです。
小矢教育長は、取材に対し「合格させてくれという依頼ではなかったし、結
果だからと思って自分で判断したそうです。
不正だという認識はなく、ぎりぎり許されることと思ったが、今考えればよ
くないと思う」と話したそうです。
まあ、問題を起こすやつの頭はほとんど例外なく、こういう自分だけに都合
のよい考え方をして、公務員の義務だとか、倫理だとかがどこかに飛んでし
まっています。
この小矢という教育長は、去年5月に就任したそうですが、大分県の教育行
政トップの教育長がこんなのですから、大分県民の皆さんは、最近の毎日は
気持ちが重くなっているのではないでしょうか。
大分県のPTA連合会が昨日(14日)、不正の構造などの情報開示や早期
の信頼回復などを求める緊急の要望書を県教育委員会に提出しましたが、児
童生徒の中には「先生もお金を払っているんじゃないの」と教師に聞いてい
る子供もいるそうで、生徒と教師の信頼関係を構築するのは、ウミを出し切
ったあとでも時間がかかりそうですね。